松井 琉成|Matsui Ryusei

松井 琉成|Matsui Ryusei

東京都出身。
小学校入学時より高校までを福岡で過ごす。2歳からエレクトーンに親しみ、11歳からはドラムも学ぶ。中学・高校時代は吹奏楽部で打楽器を担当した。

3歳で初めて歌曲を作曲して以来、作曲活動を続けており、エレクトーンやピアノ独奏曲のほか、管弦楽器アンサンブルや吹奏楽曲、箏曲など、様々な楽器、編成、ジャンルの曲を手掛けている。コロナ禍の時期に、日々感じたことを穏やかな旋律の即興曲にしてSNSに投稿し続けたことがきっかけとなり、近年は、聴いた人の心を和ませる優しい曲を依頼されることが多くなっている。

国立音楽大学音楽学部作曲専修4年生在学中に、『交響詩《うつしがたり〈翠〉》』でNEW CLASSIC PROJECT作曲賞を受賞。同作品は藤岡幸夫氏指揮により、東京オペラシティコンサートホールで初演され、CDと楽譜が日本コロムビアと全音楽譜出版社から出版された。

これまでに作曲を、吉田峰明氏、菊池幸夫氏、丸山和範氏、栗山和樹氏、富貴晴美氏、川島素晴氏などに師事。

YouTubeチャンネル 『オトノイロドリ』、Instagram『@otonoirodori.ryusei』にて、楽曲公開中。

LesClefsOffice所属アーティスト。

作曲作品演奏動画

代表作品

■交響詩《うつしがたり〈翠〉》

ーー受賞曲である、交響詩《うつしがたり〈翠〉》 について、どのような作品か解説をお願いします。

松井:作曲にあたり、まずは土台となる物語を考えました。翠(スイ)という名の若者が、ある日突然異世界に迷い込み、現実世界ではなし得ないこと、例えば植物と会話したり空を飛んだりといったことを、自由に楽しみます。実はその間に元の世界では悲惨な出来事が起こっているのですが、主人公はそのことから目を背け、現実逃避してしまいます。危機がいよいよ異世界にも及ぶようになり、改心した主人公はありったけの力を振り絞って二つの世界を救おうとするー自分が考えたそんな物語の、各シーンをイメージして書きました。
物語の中で「鏡」が重要な役割を果たすこともあって、「うつしがたり」というタイトルをつけています。

——「国立音楽大学」公式サイトより引用
https://newclassics.jp/news/concert0515/

受賞歴

2023年

◾️NEW CLASSIC PROJECT:作曲賞受賞

ディスコグラフィ

2023年

◾️松井琉成:交響詩《うつしがたり〈翠〉》(指揮:藤岡幸夫、管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団/愛知室内オーケストラ)

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